
今回はHead First オブジェクト指向分析設計を読んだ感想を紹介します。
本を読んでいなくてもこの挑発的な表紙に見覚えがある人は意外と多いではないでしょうか?
オライリーの本では珍しい人物の表紙です。図やイラストが多くオブジェクト指向関連の書籍ですが600ページ近くあるため避けていました。しかしオブジェクト指向を本格的に勉強しようと思い本格的に読みました。
評価
「オブジェクト指向分析関連の書籍の中では1番目に読むべき」
と言っても差し支えないほどお勧めできる内容でした。Javaを使っていますが難しい文法は使っていないため他の言語を使っている人でも問題ないと思います。
要件定義やユースケース、機能拡張をする時に貧弱なモデルをより拡張性の高いモデルに変更する手順など実際の開発でよくあるシーンを図やイラストを使って解説しています。
600ページ近くありますがオブジェクト指向分析関連の書籍の中では初歩的な内容で難易度は低いです。ちなみにGoFのデザインパターンはこの本の内容より難しいです。
オブジェクト指向がよく分かっていない方はこの本を何度も読んで設計の流れを学ぶと非常に良いと思います。
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