今回は”武術に学ぶ 一瞬で自分を変える技術 さらに自分のリミッターをはずす!” 著:苫米地 英人 のレビューをします。
この本は「完全版 変性意識入門 自分のリミッターを外す!」の続編です。前作では人は簡単に変われることを解説したが、読者には伝わっていかったため書かれたそうです。
「完全版 変性意識入門 自分のリミッターを外す!」のレビューもしています。
内容
この本は前作の古武術編をさらに深掘りしています。
- 変われない原因は「自分が変われると本気で思っていない」ためだ。この誤解を解くために効果的な方法が武術である。
- 身体と心は一つ。
- 武術の叡智=”身体の使い方”を覚えると心も鍛えられより素晴らしい生き方ができる。
- 武術は相手の無意識の行動を利用して技をかける。武術を学ぶこと=無意識を学ぶことであり、自分の身体操作、心の使い方に繋がる。
といった事が書かれています。沖縄拳法の武人との対談形式の本です。
いくつかワークも紹介されています。例えば、”足音を立てないように意識して歩く”というワークが紹介されていました。
感想
今まで自己啓発系の本を何冊も読んだり、習慣を変えるという事はしてきましたが結果が出にくいような気がしていました。
それに対して身体の使い方を変える事で心も変えると言うアプローチは新鮮でした。
成長意欲はあるので、この本を読んだ後、武道に興味を持ち合気道系の本を読んだり、武道の体験をしました。
歩き方、力の入れ方、抜き方、蹴り方など日常の動作から対人技まで数多くありました。
特に歩き方を学んだ時は
「今までクソ無駄な歩き方をしていたんだな」
という発見がありました。この記事を書いている時点では新しい歩き方の練習中で、意識しながら歩き方を変えています。これが無意識にできるようになると心のあり方も変わってきそうな感じはあります笑
達人は自然体
この本をきっかけに勉強していたら”達人は自然体”と表現している人がいました。
自然体である状態とは、本来身体が持っている機能を引き出せている状態。多くの人は習慣により悪い癖がつき、身体の機能を引き出せていない状態。悪い癖を直せば誰でも達人になれる。
なるほどなと思いました。誰でも達人になれると言う点も気に入りました。
しばらくは武道の本や映像、セミナーなどを通じて自然な体の使い方ができるように模索して行こうと思います。