ネットビジネス、アフィリエイトなどを行い収益を得るには、ブログやウェブサイトの作成作業が必ず必要になります。今回は、ウェブサイト周りの押さえておきたい知識について解説します。
ウェブサイトとブログ
ウェブサイトとブログの違いを知っていますか?
ウェブサイト:World Wide ウェブ (WWW) 上にあり、一般に特定のドメイン名の下にある複数のウェブページの集まりのこと。
ブログ:ウェブ サイトの一種。ホーム ページが簡単に作れるシステムで、日記公開や他からの意見の交流に使う。(wikipediaより)
実はブログは、ウェブサイトの一種です。”ブログ以外のサイト”を表す言葉がないので誤用しやすいです。ここでは、ウェブサイトを便宜上”ブログ以外のサイト”として使います。
ブログは無料で気軽にできるというイメージがありますが、サーバーを借りてブログ用のサイトを作ることもあります。(サーバーについては次の項目で説明します)
無料ブログの収益源
ブログがなぜ無料で利用できるのかというと、サービスを提供している企業が広告を載せたり、ブロガーに広告を載せてもらえるからです。この広告収入があるのでサービスを無料で提供できます。
サーバー提供企業の収益源
対して、このようなサービスを利用しないでウェブサイトを作る場合、自分でサーバーを立てるか、サーバーをレンタルする必要があります。
自分でサーバーを立てるのは、現実的ではなく、ほとんどの人がサーバーをレンタルします。
サーバーをレンタルする場合、企業にレンタル費用を支払う必要があります。無料ブログと違い、企業側はサーバーを貸した顧客のサイトに広告を載せることができません。なので、サーバーのスペックに応じてレンタル費を支払う必要があります。
サーバー
サーバーとはサービスを提供するコンピュータのことです。サーバーに他のコンピューターとデータの送受信ができるようにする必要があります。ウェブサイトもクライアントとサーバー間でウェブページの送受信をしています。
レンタルサーバーの利点
レンタルサーバーを利用すると、この仕組みが簡単に導入できます。他には、サーバーのメンテナンスの必要がない、サイトの規模に応じてサーバーのプランを変更できる、ドメインの管理が楽などの利点があります。
他にもサーバーを提供する企業に問題が起こっても、ウェブサイトに悪影響なく移転できます。長く続けていくのであれば、レンタルサーバーを利用した方がいいです。
無料ブログのデメリット
無料ブログを提供しているサービスを使うデメリットは、そのサービスが終了したらブログの価値が激減することです。
ブログを他のサービスに移転できるのでブログを続けることは可能ですが、それまで培ってきたファンの減少や、検索エンジンの評価がリセットされてしまします。
ワードプレス
ウェブサイトを簡単に制作できる無料のソフトウェアです。大企業、公的機関も利用しているほどニーズがあります。
このソフトの良さは、何と言ってもテンプレートが豊富でカスタマイズしやすいことです。デザインセンスやコーディング技術がなくても、テンプレートを使えば一瞬で目的にあったサイトを作れます。
記事の投稿や管理、複数人での運用、機能拡張も簡単にできます。個人が管理するアフィリエイトサイトのほぼ全てにワードプレスが使われています。
独自ドメイン
ドメインとはインターネット上の住所のようなものです。.comや.jpのことです。独自ドメインは、自サイトの住所のことです。
http://~ の~部分に相当します。自分でサイトを作る場合、この独自ドメインも必要になります。.comや.jpが有名ですが、.clubや.me、.topなど風変わりなドメインもあります。
ドメインの取得、管理には費用がかかります。ドメインの種類により金額が大きく異なります。
.comであれば、新規取得が1,852円、更新費用が1,852円ですが、.co.jpは新規取得が10,800円、更新費用が7,560円です。(さくらインターネット2017年8月調べ)
終わりに
初心者は、最初は無料ブログを始めて3~6ヶ月継続してやって見ましょう。
今後も続けていけそうで、広告収入を得たいのであれば、レンタルサーバーを利用して本格的にウェブ運営をするのがおすすめです。
長期的には、レンタルサーバー+独自ドメインでウェブサイト運営を行うのがベストです。