ビジネスと聞いて何をイメージするでしょうか?僕は稼ぐことだと思っていました。
このイメージは間違いではないですが、少し的を外したイメージです。
そこで、今回はビジネスとは何かということについてお話しします。
ビジネスとは?
ビジネスという言葉の意味は広いです。
稼ぐことをビジネスという人もいれば、経営に携わっている人がすることをビジネスという人も言います。サラリーマンもビジネスをしているとみなす場合もあります。
ただ、やはりビジネスと聞いて思い浮かべるのは、稼ぐっていうことだと思います。そして、稼ぐためには何かを売らなければなりませんね。
なのでビジネスとは、「何かを売ってお金を得る」、「何か(サービスや・商品)を売ってお金を得る」という風にとらえてもらえばわかりやすいと思います。
何を売るか?
売るものはサービスか商品か労働力です。ただ、ネットビジネスを個人でやる場合、労働力は売らないので除外して考えます。
商品
商品は目に見えるものです。
例えば、食品、文房具、貴金属、衣類、家具などです。
商品は、物体がある、価値が測りやすい、価値が下がりやすい、大量生産しやすいものが多いといった特徴があります。
ただし、金、ダイヤモンド、芸術品などの希少なものや、資産価値があるものは価値が上がっていく場合もあります。
サービス
サービスは目に見えないものです。
例えば、コンサルティングやカウンセリング、接客、ライセンス、会員費などです。
サービスは、物体がない、価値が測りにくい、価値は販売者が決められる、大量生産しにくいといった特徴があります。
例えば、マッサージの料金は価値が測りにくいです。以前は10分1000円が相場でした。しかし、参入企業が増えて、価格競争になって行きました。同じサービスにもかかわらず、価格が変わるのは価値が測りづらいですね。
基本コースにオイルをプラスしただけで、1000円アップとか、2000円アップするコースがあります。そのオイルにそれほどの価値があるのでしょうか・・・?オイルの原価が30円だったとしても、見せ方次第でそのコースが売れます。
サービスの価格は商品の価格よりも、販売者の価値基準によって自由に決められる傾向があります。
金額が高いと”良いサービスなのかな?”と思いがちですが、実際は高いからといってサービスが良い訳ではないので、価値が測りにくいです。
大きな利益を出す2つのポイント
以上を踏まえた上で、ビジネスで大きな利益を出すポイントは2つあります。
大量生産性
1つ目のポイントは商品が大量生産できるものです。
需要が大きくても商品が供給できなければ得られるはずの利益が得られなくなってしまいます。需要に応じて大量生産できれば利益を取りこぼすことはありません。
オーダーメイド商品やハンドメイド商品は大量生産がしにくい代表的なものです。
ゴローズという木村拓哉などの有名人がつけているシルバーアクセサリーがあるんですが、そのアクセサリーは手作りなんですね。
だから、作れる量ってかなり少ないんですけど、買いたいファンが多すぎて毎日行列ができるんですよ。しかも並んでも店に入れる人は抽選に選ばれた人だけです。
対して、ユニクロは大量生産できる仕組みがあるため、店舗を立てるほど売り上げが伸びてますね。海外にも店舗を出しているので今後も成長して行くと思います。
保存可能性
二つ目の大きな利益を出すポイントは、保存がきくものです。
デジタルのデータは永久に保存可能です。他には机やソファーといった家具は非常に長い年数保存ができます。
一方保存が効かないものは食品です。保存が効かない食べ物は、いくら大量に生産ができたとしても、保存ができないので売れ残ったら破棄しなければいけません。
このビジネスで大きな利益を出す2つのポイント、大量生産が出来て、なおかつ保存ができるものが、非常に利益を生み安いのですが、このどちらも共通してるものが情報です。
一方このどちらにも該当したいものが労働力です。労働力は大量生産することも保存もできないです。
アルバイトやサラリーマンをやっていて固定給を貰っている人が、さらにお金がほしいといって何かするためには、ビジネスで大きな利益を出す2つのポイントの両方を満たすモノやサービスを売って行く方が効率的です。